戦車を作る方にはよく理解していただけると思いますが
あれだけ巨大な固まりなモノに(実物) 満遍なく?色が着いてますが まさかゴジラでもなければ裏返して観察するなんてできません(いきなりの話)
さて 必ず太陽光は上から差し込みますから 影は暗くなります(まさか戦闘でひっくり返る状態を作りたいなら別ね)
模型では 光の強く当たる部分を明るく そして明るさを変えるニュアンスで影や車体裏面に色を合わせたいです いわゆる本物らしい嘘
つまり模型ならではの細工的な塗装技術となります
同様に雨の当たる場所 貯まる場所 煤や埃の貯まる場所 人が触るところ靴が触る場所 金属や木材が擦れる場所 錆びてるところや 泥にまみれた&剥がれた土の跡
そんな場所は 明らかに本物ならば色が変わるところを 想像しながら 模型を作る人はニマニマと想像しながらが筆を動かしたりするわけですが つまり 想像しながらが(さも 本物っぽい)嘘を積み上げているわけです(まじで楽しい)
最近は本家の塗装用よりも 盛んに
「ウェザリング」「フィルタリング」そんな塗料なのかなんなのか判りにくい瓶のモノが塗料売り場に並んでいます
そんな想像の中にある本物らしい嘘は 賛同者が多いほど「本物らしさ」と評価されたりします
画像はポーランドの牽引車と38t ドイツ二号