日本には昔 戦争がありました
若い男の方は 徴兵という制度で 何らかの身体的障害がない限り 戦場に送られるシステムだったと聞いています
農家の長男や独り息子さんは 跡継ぎが失われる可能性が高い話ですね
辛い話になりますが 命が失われるくらいなら
戦地に行けば銃を持たねばなりません
引き金を引かなきゃなりません
右手の指がなかったら…
戦地に行っても兵士として使い物になりません（そんな単純な話ではありませんが）
農作業中に事故で人差し指や親指を失くしたことにして 切断することが多くあったと聞きます
もちろん それだけでは 免れる利用にはならなかったかもしれませんが 選択から外される確率は高かったようです
もちろん 公には「戦地に行きたくないから」「徴兵に行かせたくないから」とは言いません 農作業中に事故で失ったと
昭和の初期の生まれの方で 実際に事故で失った方もあるでしょうが 遭遇すると 長男だったりすると 農家だったりすると いろんなことを考えてしまいます
戦後の戦中の知らなくていいことや悪いことを 関連して聞いてしまえばしまうほど 悲しくなる話がたくさんあります
まだ 経験者の生きておられる時代の話です
事実は過去に存在します
